23歳で強制収容所に移送されたツィッピ。グラフィックデザインの腕を見こまれ事務職に就き、さまざまな手段で大勢の収容者の命を救う。16歳のダヴィド。家族を殺害され、同じ収容所に到着した彼は、音楽の才を活かして極限の環境を生き延びる。初めて会った瞬間からふたりは恋に落ち、命がけの逢瀬を重ねる。やがて解放のときがきて、ツィッピはダヴィドと再会を約した地に向かうが──。アウシュヴィッツで出会ったふたりの70年の軌跡を描く傑作ノンフィクション!
アウシュヴィッツの恋人たち 推薦の言葉
「実際に起きたとは信じられない物語だ――だからこそ、この物語は真実でしかありえない。」
— ラリー・ロフティス(作家)
「本書は、人々が生きるためにはどれほど愛するという行為が必要か思い出させてくれる。」
— ヘザー・デューン・マカダム(作家)
「どんなラブストーリーとも違う――心揺さぶられる本書からは、人間の魂は、たとえそこがアウシュヴィッツの地獄であっても、決して滅びることはないと教えられる。」
— ジュリア・ボイド(作家)
訳者あとがき
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